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| 中毒とは戦えない、ことはない・・・と思いたい |
カモちゃん。あなたが亡くなったときの世間の衝撃というものをもしあなたが目にしていたら。きっとケッとツバを吐き捨てて「世の中もっと大事なニュースがあんだろがあ!」と激怒したでしょうね。
でも、カモちゃん。
癌、と告知された。そして元妻に同居を申し出た。
・・・こんな恐ろしいことをどうしてこんな水のような筆致でかくことができるのでしょう。
アルコール中毒の治療のためついに入院した先は、カモちゃんがもっともおそれ、苦手とし、それゆえに自らつっこんでいってしまう「世間」を濃縮したような人間関係がうずまいていました。笑いをまぶしてサラサラと書いているけれど、カモちゃんの苦しみ、悲しみ、痛みは、ちっとも書こうとしていない。
じゃあ、カモちゃんの、購いようのない痛みは、どうしたら癒されたんだろう?
今、きっとご家族の皆さん、関係諸氏が考えているであろうことを自分も考えています。
カモちゃんはずるい。好きになるだけならせておいて、さっさと逝ってしまった。たくさんのファンや、元妻、かわいいこども、友達、やりかけの仕事を残して。
カモちゃん。ファンにできることはあなたの本を買い、書評を書き、そして、早すぎる死を悼んで泣くことと、自分は中毒しないぞ。何からも自由でいるぞ、と、決意だけでもすることだ、そう考えています。 |
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| (2007-08-02) |
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